ハイシールEP

S-1401 性状報告

項   目 S-1401 試 験 条 件
外観 目視
密度( g /cm3) 1.50 水中置換法
硬度

引張強さ

伸び
30

0.4MPa

220%
  JIS K 6253 5秒間値
 スプリング式硬さ試験A形

JIS K 6251

JIS K 6251
老化試験
硬さ変化

引張強さ変化率

伸び変化率

+7ポイント

+12%

-22%
100℃×72h
オゾン劣化試験 異常なし
JIS K 6529  濃度50pphm

引張歪み20%

40℃×24hrs
特徴 耐候性に優れている (EPDM含有)

*上記に記載されているデータは代表値であり、製品の実測値とはことなります。

EPDMゴム

エチレンープロピレンゴム (echylene-propylene rubber)

エチレンとプロピレンの共重合体(EPM)とこれらに若干ジエン成分
(ジシクロベンタジエン、エチリデンノルボルネン、1,4−ヘキサジエンなど)
を加え不飽和結合を導入したエチレンープロピレンージエン三元共重合体
(EPDM)がある。チーグラーーナッタ触媒を用いて溶剤生合法で製造される。
前者は分子中に二重結合がないので加硫剤として有機過酸化物を使用せねばなら
ないが、後者は通常の硫黄加硫が可能である。
これらのゴムの耐オゾン性はブチルゴムやクロロプレンゴムよりも良く、
耐候性、耐熱性および、耐寒性に優れている。
アルコールなどの極性溶剤や塩酸、カセイソーダなどの無機薬品に耐え、
耐水性、耐蒸気性、優れた電気特性(ブチルゴムより優れた耐コロナ性、
耐トラッキング性)などを有し、密度は市販ゴム中最小で0.86g  ・ cm-3
これらの優れた特性を生かして車両用部品、建材、電線、各種工業用ゴム製品
などに利用されている。使用温度範囲は−55〜+135℃。



             出典 : 化学大辞典  第1版第2刷  1992年10月1日発行


                                          鞄結梔サ学同人

締付けによって形状が成型され
抜群の止水効果を発揮します